紫色のニキビ跡の治し方!アザのような症状の正体と対策方法

紫色っぽいニキビ跡が全然治らない・・・

ニキビ跡

ニキビ跡が気になり始めた時は赤い色だったのに、だんだん紫っぽい色をしたシミのような状態になってさらに目立つようになってしまった・・・


と悩んでいる方も結構多いと思います。


赤みの状態よりも少しだけ暗い色になっているので、ちょっと汚れているような感じもしてなんかイヤな色ですよね。


しかもメイクで隠そうと思っても結構目立っちゃうんですよね。


紫色になると赤みの時よりもひどくなっているように見えるので、何かもう治らないようなものに変わってしまったんじゃないかと不安になるのもわかります。


でも、紫色になってしまっているのは基本的には「アザ」のようなものなので、時間はかかりますが徐々に色素が薄くなっていくものです。


ただ、放っておくと悪化してしまったり、酷い時は半年〜1年以上も治らなかったりすることもあるため、できるだけ早い段階で正しいスキンケアを実施して傷ついた肌を修復しようと努力することが大事なんです。


紫色に色素沈着したニキビ跡の原因

治る?

悪化して紫色になったニキビ跡を正しくケアするためにも、紫色の跡が残った肌がどのような状態なのかを理解しておく必要があります。


別の記事で赤みについて説明したときに赤みの段階あればまだ色素が沈着しているわけではないと書きました。赤み自体は単純に血液が透けて見えているだけですからね。


 >参考:ニキビ跡の赤みの治し方!炎症ケアと色素沈着予防が大切!


では紫色の跡にも透けて見えるだけでしょうか?


結論から言ってしまえば、紫色のニキビ跡は血液が滲んで色素沈着したものなんです。


紫色になったものは赤みの状態と何が違うのかと言うと、ダメージの深さが違うのです。


どういうことかというと、赤みの場合は炎症がそれほど深い部分にまで達しておらず、比較的肌の表層の部分で起きているものです。


もう少し具体的に言うと、人間の皮膚は表面から順に表皮と真皮という2重構造になっています。そして血管があるのは皮膚の内側に位置する真皮なんですね。


赤みの段階では表皮で炎症が起きているだけで真皮にまで達していないので、血管までダメージが届かずに済んでいるのです。


そのため、血液が変色すること無く赤々として見えているのです。


しかし、紫色の状態というのは表皮だけでなく真皮まで損傷しているため、毛細血管の一部が切れて血液が滲んでしまっている状態です。


血液って基本的には赤い色をしているけど、空気に触れると黒っぽく変色するというのは経験的に多くの方が知っていることだと思います。


そのため、毛細血管が切れてしまうと肌の内部で滲みだした血液が空気に触れて黒っぽくなってしまうため、外側から見ると赤ではなく紫っぽく見えてしまうのです。


つまり炎症によるダメージが深いために血管が切れて、滲みだした血液が変色して皮膚の細胞に色を付けた状態が紫色のニキビ跡というわけです。


これは一般的に「内出血」とか「アザ」と言われているものと同じようなものですよね?酷いアザであっても時間の経過とともに治りましたよね?


だからこそ、紫色になるまで悪化していても、時間をかけて適切なケア行えばを消すことが出来るということなんです。


ニキビ跡が紫色になると治すのが難しい

簡単には消えない

紫色になってしまったニキビ跡を消すために必要なことは、基本的には赤みの場合とそれほど変わりません。


なぜなら、色が赤くても紫でも基本的には皮膚の損傷によって炎症を起こしていることが原因であるからです。


しかし、大きく異なる点があります。それは跡が消えるまでにかかる期間です。


肌にはターンオーバーという古い皮膚が新しく生まれ変わるサイクルがあって、おおよそ28日間周期であると言われています。


 >参考:ニキビ跡の色素沈着を早く治すにはターンオーバーの改善が大切!


このターンオーバーという皮膚の新陳代謝のサイクルは、肌の最表面である表皮では行われるのですが、内部の真皮では行われないのです。


つまり、真皮は頻繁に入れ替わることは無いため、色素沈着すると簡単には消えてくれないのです。


例えとして、タトゥーを考えてみましょう。タトゥーって実は表皮を通り超えて真皮の部分にまで色づけをしているんですね。これがもしも表皮までで済んでいれば、肌のターンオーバーによって短期間でタトゥーは消えてしまうはずです。


しかし、一度タトゥーを入れてしまうと一生消えることはありません。つまり、真皮というのは表皮のように古いものを捨てて新しいものを作るという新陳代謝が行われていないのです。


ここまでで真皮が入れ替わっていないということはわかりましたね。でもここで、「タトゥーは消えないのにどうしてアザは消えるのか?」と思った方はするどいです!アザとタトゥーの違いも説明しておきましょう。


アザは肌の内部で血管が切れて血液が漏れ出した状態で、タトゥーと同じように真皮での色素沈着なんですが、タトゥーと違って時間の経過と共に消えていきますよね。


じゃあどうしてアザが消えるのかというと、真皮は入れ替わることはないけれど真皮上のいらない細胞を食べてくれるマクロファージと呼ばれる白血球がいて、滲んだ血液の成分を食べてくれるからなんです。


マクロファージはまさに細胞内のお掃除係なのですが、食べることのできる大きさが決まっています。血液のような色素が小さいものは飲み込めるけど、タトゥーの色素は大きいため飲み込めないのです。


そのため、タトゥーは消えないけどアザのような血液による色素沈着ならばターンオーバーの無い真皮であっても消すことができるのです。


タトゥーのような色素でも、レーザーにより細かく砕くことでマクロファージが食べることができるようになり、徐々に薄くなっていくと言われています。


 >参考:タトゥーのレーザー治療(外部サイト)


消すことは可能なんですが、どうしても時間がかかってしまいます。


赤みについての記事の中で、ニキビの炎症によるダメージによってターンオーバーが乱れてしまうために、健康な肌の時よりも治るまでに時間がかかってしまうということを書きました。


紫色のニキビ跡というのは、すぐには消えない赤みよりもさらに炎症が深いため、炎症を抑えるにもより多くの時間がかかり、さらにターンオーバーの無い真皮に沈着した色素をマクロファージがキレイに掃除してくれるまで待たなくてはならないわけです。


だから、簡単には消えないと言っていた赤みよりもさらに治るまでに時間がかかってしまうので、短期間でてっとり早く治す方法を探すのはやめて、じっりと長期的にスキンケアを行う必要があるのです。


紫がかったニキビ跡の治し方

スキンケア

最後に、どんなスキンケアが必要になってくるのか?という点ですが、前に軽く触れた通り、基本的にはニキビ跡の赤みの治し方と同じで、ニキビによってダメージを受けた肌を修復すること、そして炎症を抑えてあげることが必要になるんですね。


そして、赤みのケアに対して付け加えるなら、「浸透力の高いもの」と「より長期的なケア」です。


なぜなら、赤みよりも紫色になってしまった方が炎症が深いため、できれば角質層の内側まで届くような油溶性の成分を配合したものがいいでしょう。


また、炎症が深いため数週間どころか1ヶ月や2ヶ月でも治らないことが多く、できるだけ長い期間継続してケアする必要があります。そのため、もしも化粧水や美容液を買うのであれば、できるだけ長い間使えるお試しセットや、長期間の返金保証制度があるものが良いと思います。


これらの点から考えてもニキビ跡専用のものであれば、赤みでも紫になった状態でもでもトータルでケアできるように配慮されているし、お試し品や保証期間も充実しているので、赤み同様に適していると思います。


紫色になるところまで炎症がひどくなってしまうと、メラニン色素の影響で黒や茶色のニキビ跡になってしまう可能性もあるため、悪化しないようにできるだけ早くケアを始めること検討してみて下さい。


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